2011年7月17日日曜日

錆たネックレス

部屋にぶら下がっている ネックレス
ずっと放置したまま いつのまにか錆ついていた

信じたものを形であらわそうと自分で買ったのは
何年前のことだろうか

知らないことが多かった
イメージの先を走っていた
「希望」という名の砂をいつもぶら下げて

やがて砂はこぼれだし、歩くことが精一杯

どこに向かうんだ
脳裏に浮かぶイメージが足を止める

必死で砂をかき集める
指先はすでに血だらけだ

そんな中一本の電話がうるさく鳴り響く
俺の邪魔をしないでくれ

鳴り止まない電話に苛立ちながら
仕方なく電話を取る

懐かしい声に全てが消された
あの時となにも変わっちゃいない声

荒れた部屋にかけられた錆ついたネックレス
首につけてまた歩き出す

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